９章ひずみエネルギー
　（用語編３）
衝撃応力：
運動物体が他の物体と衝突したときなどに瞬時に物体中に生ずる応力のこと。p.148
衝撃応力の求め方の基本：
運動物体が保有する運動エネルギーが、衝突時にすべて衝撃力を受けた物体の弾性ひずみエネルギーに変換するものと考えて解く。
マックスウエルの定理：
相反定理とも呼ぶ。物体のある場所Aに力P1を作用させた場合における、他の場所Bの変位量δbは、Bの場所においてδbの変位方向に力P2を作用させたときの、Aの場所の力P1を作用させた方向の変位δaと等しい。ただし、P1=P2である。p.151
カスチリアノの定理：
　λ,δ=dU/dP
　i,φ=dU/dM
物体中に蓄えられる弾性ひずみエネルギーUをある場所に作用する力Pで微分すると、その場所における力の作用方向の変位（伸縮、たわみ等）となる。同じく、UをモーメントMで微分すればその場所の回転角度（たわみ角、ねじれ角等）となる。p.153

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