８章組合せ応力
　（用語編５）
薄肉円筒：
肉厚tが直径2rに比べて無視できるほど薄い(t<<r)円筒のこと。
薄肉円筒に内圧pが作用したときの円周（接線）方向応力σt：
σt=pr/t
フープ応力とも呼ぶ。
薄肉円筒に内圧pが作用したときの円筒の軸方向応力σz：
σz=pr/2t
なお半径方向応力は零と考えてよい。p.134
薄肉球殻：
肉厚tが直径2rに比べて無視できるほど薄い球殻
薄肉球殻に内圧pが作用したときの円周（接線）方向応力σt：
σt=pr/2t
球殻の場合、円筒に比べて最大応力は半分となる。
厚肉円筒の応力：
薄肉円筒とは異なり、σt、σzのほかに半径方向応力σrも生ずる。σt、σrともに式は複雑となる。式8.54

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