8月23日（日）：ポルトから南に約２００ｋｍ、リスボンから北に約１００ｋｍにある海岸の町ナザレでは早朝に海岸を散歩をした後、ホテルを9時に出発して独立を象徴する世界遺産のあるバターリアならびにアルコバサの修道院を見学、昼食後ナザレのオ・シティオ展望台に立ち寄りホテルに戻る。その後は自由行動、海岸散策などする。
バターリア：ナザレの約２０ｋｍ東にある。14世紀、スペインに対するポルトガルの独立を守った戦い勝利の地が近くにある。感謝の意をこめて王が修道院を14世紀末に建設した。バターリア修道院（世界遺産）
修道士が堕落した時期、この隙間を通れなくなるほど太ると修道院を追い出されたという。
柱の製作者の印が見える。
アルコバサ：ナザレの町の南東１０ｋｍほどのところにある。ポルトガル建国の始祖がレコンキスタ（キリスト教徒がイベリア半島からイスラム勢力を駆逐するために行った運動）に協力したことに感謝して修道院（サンタマリア修道院）を12世紀に建てた。世界遺産となっている。
柱や敷石のマークは製作者の識別のようである。これにより賃金が払われた。補修したものにはそのマークがない。色も違って見える。
衛兵が交代で守っている。交代式を見ることができる。
町の周りには砦も残っている。
町中を流れる川、氾濫して修道院が水につかったこともあるとのこと。
