7月21日（水） 相変わらず天気が悪く、朝から雨が降っていました。ホテルを出発したのは8時10分頃、前日来た道を若干引き返し、途中フェリーを使い、ボスを経由してソグネフィヨルド、グッドバンゲンまで行く。ここからはクルーズ船に2時間ほど乗り、フロムまでのクルーズを楽しむ。小ぶりではあるが雨が絶えず降っており、船外での写真撮影は寒くもありやや大変でもあったが、降雨のため普段は見られないたくさんの滝も出現していた。フロムからはフロム山岳鉄道でミュルダールへ、ここで乗り継ぎ、ベルゲン鉄道で朝バスで通過したボスまで戻る。その後、一部は朝通った道を再度バスで走り、フロムを通過、ノルウェーでは2番目に長い25kmのトンネルを抜け、フェリーも利用し、宿泊地ソグンダールに到着したのは夜とは言ってもまだ明るい8時少し前であった。フィヨルド地区の道路はフェリーと一体になっている感じであり、トンネルもかなり多い。
今回のノルウェーでのバスはベルゲンからオスローまで同じ車両であり、JONさんという運転手さんが全行程運転されました。ノルウェーではJONはジョンではなく、ヨンと呼びます。気さくでユーモアもあり、全行程のガイドも兼ねていました。添乗員さんが通訳をしながらの案内でした。運転手さんの英語は分かりやすく、添乗員さんの会話も皆さんが聞けるようにしていたらもっと良かったかもしれません。
日本から持って行った地図ではバスがどのように移動しているか分からず、ヨンさんに聞いたところ、上の地図をプレゼントされました。うすい青色で示したものが経路です。青矢印はクルーズ船、黒矢印は列車での移動です。右の地図をクリックするとより見やすいPDFファイルが開きます。
ミュルダールは海抜866.8mとありました。列車を利用しながらの自転車旅行の人もいます。右の写真は列車から見かけた自転車で山越えをする人たちです。
ピアノ、小屋の中には入れませんでした。
ミュルダールからボスまではオスローからベルゲンまで続く幹線鉄道を利用しました。
グリーグの木彫りの彫像
ホテル内にあったグリーグ関連の展示物
雨水があちこち、滝のように流れています。
ホテルからみたフィヨルドの眺め、遠くの山には雪が見えます。
覆いをかけたチェリーの果樹園
ホテルからしばらく走ったところにあるフェリー乗り場、ハダンゲルフィヨルドの横断です。ノルウェー2日目も雨の出発でした。
茶色の壁は農家にだけ許された色だとか。
大きな滝がつづら折りの道路と交差しています。
オートキャンプ場、あちらこちらで見られました。
途中で休憩した場所にある大きなシェルべの滝、水は下の写真のように薄茶色をしている。枯葉などの影響らしい。タンニンが含まれているが、飲むことはできる。飲むと幸運があるとか。
ノルウェーなど北欧の伝承に登場するトロル、妖精のことで様々な姿の人形が土産物屋には置かれている。
クルーズ船に乗船
グッドバンゲンからソグネフィヨルドのクルーズ開始、世界遺産となっている幅の狭いネーロイフィヨルドはこの写真の辺りでしょう。
乗客の投げるえさにカモメが寄ってきます。
フロムにて下船し、昼食を食べた後、フロム山岳鉄道でミュルダールに向かいました。フロムは海抜ゼロメートルで、ミュルダールは860mほどの高さにあります。
グッドバンゲンから回送したバスに再び乗り込み、ホテルに向かいます。
ヨン様はどこでも人気者のようです。
滝からの霧状の水が強い風を伴って吹き付けるため、近くでの見学も大変である。
いく筋も山の上から滝となって水が落ちてくる。山の上はどうなっているのかこの時は不思議でしたが、色々見物してだんだんわかりました。
高い滝があちこちに見られます。
フロムで下船少し前に寄港した港近くのカラフルな家並み、雲が低く垂れてきています。
フロムには大型のクルーズ船が複数停泊していました。
茶色の壁の農家が見えます。
列車のモニターには日本語も表示されます。
単線のため途中で列車の行き違い。
2つのトンネルに挟まれた沢筋では大きな滝があり、写真撮影のため一時停車、6両ほどの列車の大部分はトンネルの中でした。
トロルの像
ボスに到着
この日2度目のフェリー利用によるフィヨルドの横断、ソグネフィヨルドの横断です。
下船したらすぐトンネルに入ります。ほかに道路はありません。