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太陽光発電関連のページは2019年2月24日に移設しました。
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過去10年ほどの間の発電状況の比較
　　　　　　　　　　　　　　（故障時の状況などを含む）


10年ほど前は仕事もあり、一日中データを取り続けるのはなかなか難しい状況でしたので、多くのデータはありませんが、2001年の秋分の日近く（青色のマーク）と冬至の日近く（黄色のマーク）の分布はかなり高いところで推移しています。

　これに対して、2009年から2010年にかけての同様な日のデータ（緑や赤のマーク）はかなり低めに分布しています。9月ころも12月ころもあまり違いがないような分布です。だいぶパネルが劣化していたのでしょう。

　パネル交換直後の2011年2月1日の分布は白色のマークであり、2009年の12月とあまり違いが見られません。交換してよくなったものかどうか疑問に感じました。黒色のマークは交換直前の2011年1月20日の結果であり、これに比べれば若干改善したようにも見えましたが10年前とはだいぶ違っています。

　家の南面には電線が多数通っており、特に冬場はその影ができる時間が続き、設置間もない上図の2001年12月のデータでも一時的に急激に数値が下がるとき（黄色の四角）がありましたので、それらの影響かなどと思い、しばらく様子を見ましたが、それにしてもおかしいと感じ、再度シャープに連絡し、2月16日に点検をしてもらいました。

　その結果、パネルからパワーコンディショナーへの接続ミスが発見されました。1月28日のパネル交換作業と最終点検は東京からはるばるやって来られてのことで、大変だったのでしょうか。まさかそれがミスの原因ではないでしょうが、正しく接続したところ、すぐに上図の10年前の秋分の日のデータとほぼ同じ程度の値を表示しました。今回は過去のデータがありましたからミスの発見が早く出来ましたが、天候に左右される太陽光発電のこと、新設の場合であったならば、素人が気付くのはだいぶ遅れたことでしょう。（2011年2月17日）

　2011年の3月の晴れた日に測定した刻々の発電状況の分布（白色の菱形や三角形マーク）を上のグラフの中に2011年3月23日に追加しました。最高出力は3500W近くの値を示しています。また、3月の晴れた日、状況によっては昼ごろに3700W程度の値を表示することもあります。さすがに新しいパネルは10年前のものに比べて性能が良さそうにも思えます。ただし、上の図の10年前の最高のデータは9月の秋分の日のころのものであり、測定したのも設置後1年半ほど過ぎたときでした。設置後1年半での劣化がどの程度になるのかはわかりません。また、過去の日々の発電量データ（ここをクリック）などでも春分の日近くのほうが秋分の日近くよりも高くなっています。今後さらに様子を見る予定です。

　現在、東京電力の計画停電が実施されております。停電中は晴れていて太陽光パネルに十分発電能力があっても自立運転分しか発電しないようですから、当面はパネルの性能の正しい計測はできないでしょうが、新たな結果は別ページで逐次掲載しています。（2011年3月23日）

取り外したパネルの裏側、製造番号の先頭に99とあるのは1999年製造と意味なのでしょうか。