１９７０年度の研究室旅行。この頃の研究室旅行は２泊３日が普通であり、さらに行きと帰りは夜行列車の場合が多かった。技士の堀越さんはこの頃６５歳であり、夜行列車は大変であった。
行き先は、北は盛岡あたりから三陸海岸、西は紀伊半島先端、能登半島、７０年代後半では登山旅行もあった。

　１９７０年に着任後、母校の出身研究室である国尾研究室にいた後輩と対抗戦をしようとの話がまとまり、１９７０年夏にサッカーの試合を行ったが、負けてしまい、野球で雪辱戦を提案したのが各大学の材料力学研究室対抗野球大会の始まりである。初めは武蔵工業大学、慶応義塾大学、青山学院大学の３大学で実施し、毎年参加校が増え、１９７０年代終わり頃には、早稲田大、東工大、東大、神奈川大、理科大なども加わり、総数が１０大学以上となったが、場所の確保も難しくなり中止となった。
　一番印象に残っているのは最初のサッカー試合でのバケツに入れたレモン氷水と終わってからのビールの旨さであった。
　ここに載せた写真は白黒のほうは大岡山の東工大での試合である。
カラーのほうは旗も作り本格的になった４,５年後のものではないかと思う。いずれも年度を思い出せない。

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